レモンを一つ買おう

2020年10月18日(日)

 

最近新しいものを試すことが得意になってきた。

例えば、コンビニで今まで買ったことがないものを買ってみたりとか、入ったことのないお店に入ってみたりとか、いつものお店でいつものメニューとは違うものを頼んでみたりとか。

そんな小さなことに得意も不得意もあるかいと思うけれど、ある。

 

漠然とした方向性だけれど、今までは最小の行動から最大の幸福を摂取することを念頭に置いて物事を考えていた。

一方最近は、新しいことはそれ自体が強くポジティブな意味を持つと思っている。

 

前者に則って行動していたこれまでは、一度見つけた良いものを繰り返すことが平和で正しかった。

経験のないことを試していくのは、当たり前だけどいつもいい結果に終わるわけではない。好みとは異なる本、映画や食べ物、出来事に遭遇することもある。

おそらく自分はそういったネガティブなことを極端に恐れていたのだと思う。

 

いざあれやこれや試すようになってみると、経験は経験でしかないというか。期待したものとは違うものが目の前に現れた時も、長期的に見て大した意味なんてないんだなと思う。

例えば、ちょっと高い食べ物を買って美味しくなかったとしても、また別のものを食べながら、美味しいものを探せばいいだけだし。

うまくいかなかったとしてもそれは失敗ではなくて、一つの方法を試したに過ぎないみたいなことを言ってた科学者いませんか?

知らんけどいるでしょ。

そういうことが、実感として落とし込まれてきた。日常の中の小さな判断で変化を感じられるのだから、一つ自分の性質になりつつあると言える気がする。

 

ネガティブな出来事への耐性は、自己肯定感というか、ちょっとした出来事に揺るがない幸福感だったり、充実感だったり、安心感だったり、自分のことを理解してくれて受け入れてくれる人がいることに支えられていると思う。

 

卵が先か、ニワトリが先かの話になるけれど、この一年くらいで自己肯定感が高まるにつれて、自分に対して好意的に思ってくれる友達が多くいることに気づけるようになった。

そうして友達がいることに、また幸福感を感じられるという循環がある。

 

まだ文章にして残しておきたいことがある気がするけれど、いったん区切って公開しないと一生グジグジ編集してそうなので、とりあえず今はこんなことを考えてます。