マップ上、青い点、今どこ

2020年8月半ば

 

夏休み、昼過ぎに家を出て、約4時間でいろいろ回って満足して家に帰ってきた

東京に越す前は、埼玉に10年以上住んできた

 

広義の近所の中に、欲しいもの、寄りたい場所がおおよそまとまっている

どこの町もそうではないんだろうけど、この体験に東京に引っ越してきたことを強く感じた

ふと思い立って家から出ていける範囲にあるものの幅広さ、選択肢の多さ、近さ

どこまで行っても何かあるんじゃないかと思えるところとか

 

2個隣の駅まで電車で行って、寄道しながら徒歩で帰ってきた

自分の最寄に近づくほど道幅が狭くなって、なんとなく規模がコンパクトになっていくのを感じる

太い血管の近くにある町と、毛細血管沿いにある町のイメージ

毛細血管の間にあるわが町

広々しているのが好きな私は、道幅の狭い、肩が縮こまったようなこの町があまり好きではなかった

けれど隣の隣の駅で、ちょっと居心地が悪い自分に気づく

きゅっと縮こまった分、少し寂しくないような気がする