僕のがちょっと遠いってだけだよ。
2020.8.30
数年前から音楽をよく聞くようになって、昨年くらいから映画をよく見るようになって気付いたことがある。
それは何かを好きと思う、良さが分かる、或いは受け入れられるようになるには順番があるということ。
例えば2019年のりんご音楽祭(フェス)でGEZANに感動して帰ってから、NUMBER GIRLの良さが分かるようになった。
なんならめちゃめちゃかっこいいと思う。
GEZAN自体もフェスで聞くまではピンと来ていなかったけれど、生でパフォーマンスを見ると信じられないくらいかっこ良くて、それ以来よく聞く。
(話は逸れるけど、GEZANはその場に足を運んで体験しないと好きにならなかったと思うし、生GEZAN→NUMBER GIRLでないと、両方をすぐ好きになるルートはなかった気がする。)
映画では具体的にある映画の後に見なかったら、別の映画を受け入れられなかっただろうということはないけれど、監督や役者さん、テーマ、表現の仕方が少しづつ繋がっていく感覚にすごく幸福を感じる。
良いと思わなかったものを良いと思うのではなく、良いと思えるポイントが増えてく感じ。
これは別に音楽や映画に限った話ではなくて、服やごはん、人間関係と何でも言えることだと思う。
周りのみんなが好きと言っていることに対して、特に思うところがなくても全然問題ない。
まだこれから自分は変わっていく訳なので。
これからも見聞きして遊んで、好きだと思えるものが増えて行くことへの確信のおかげで、最近は多少気持ちが楽かもしれない。